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[307] 感想です 投稿者:おるか 投稿日:2025/02/18(Tue) 01:10  


17 谷戸谷戸のちがふ寒さの梅見かな    織女さん

谷戸と呼ばれる地形は各地にあるのでしょうけれど、どうしても鎌倉の扇ヶ谷戸とか、切通しの道筋を想像します。

細い坂道は風の通り道になるのかひんやりと夏でも仄暗い感じがします。雰囲気ばかりでなく、微妙な気温の違いも確かにあることでしょう。
それぞれの歴史を秘めた谷戸の道をたどる梅見。花の遅速もあるでしょう。

二もとの梅に遅速を愛すかな  蕪村

櫻は一時にパッと咲き満ちる感じですが、梅は確かに一本一本の違いに味わいがあるかもしれませんね。

それにしても谷戸をめぐって梅見。いいなー。風流だなー。





5 立春の雪に鬼師と名乗られし    おるか


皆様ご存じかとは思いますが、鬼師とは鬼瓦を作る職人さんです。鬼瓦の注文なんてなかなかない昨今で、大変みたいです。




1 雪折の梅が枝紅の見え隠れ     ともこさん


紅梅だったんでしょうか。白梅でも蕚の辺りに赤みがありますけど。雪折れの枝に膨らみかけた蕾の色がみえる。真っ白な雪の中でことさら痛々しくかわいそうですが、美しい。

美というのは、痛いものですね。



2 つかまりて目隠しの鬼あたたかし     おるか

鬼ごっこもかくれんぼも、ほどほどで捕まってあげませんと、逆に面白くないですもんね。





[306] 感想です 投稿者:ともこ 投稿日:2025/02/17(Mon) 20:30  

5 立春の雪に鬼師と名乗られし   おるかさん
立春の雪にやってきたのは雪女ではなく、鬼師・・・
黒部奇譚とかに出てきそうな雰囲気ですが、さてまた深い意味がありそうですね。

2 つかまりて目隠しの鬼あたたかし   おるかさん
節分会ではしゃぐ子供の声が聞こえてくるような、楽しい句です。

13 鉈彫の鬼面や峡の追儺寺    九鼠さん
福井県あわら市の、蓮如上人ゆかりの吉崎御坊には「肉付きの鬼面」がございますが、
こちらの鬼面もかなり怖そうです。

17 谷戸谷戸のちがふ寒さの梅見かな    織女さん
ちがふ寒さの梅見、という表現が素晴らしいなと感じ入りました。

19 梅好きのどこか孤独の影を引く    山椒魚さん
この梅は、紅梅ではなく、きっと白梅なのだろうなと思いました。





[305] どうも 投稿者:おるか 投稿日:2025/02/16(Sun) 22:59  

句の終わりと、お名前の間の空間がバラバラで読みにくかったですね。
すみません。

梅の花、例年ですとそろそろ開花のニュースなどある頃ですが、今年は、寒いのかな。
こちらは明日からまた雪になりそうだとのこと。
春が待たれます。


[304] 水族館句会二月 投稿者:おるか 投稿日:2025/02/16(Sun) 22:47  

水族館句会二月

兼題  梅  鬼


◎◎〇〇〇17 谷戸谷戸のちがふ寒さの梅見かな    織女
◎◎〇〇5 立春の雪に鬼師と名乗られし おるか
◎〇1 雪折の梅が枝紅の見え隠れ     ともこ
◎〇2 つかまりて目隠しの鬼あたたかし     おるか
◎〇19 梅好きのどこか孤独の影を引く     山椒魚
〇〇〇〇10 はねず色荒び小町の寺の梅 おるか
〇〇〇13 鉈彫の鬼面や峡の追儺寺     九鼠
〇〇〇23 托鉢の通ふ谷戸なり梅の花 織女
〇〇7 我が鬼も共に歳とる春の風邪     山椒魚
〇〇11 不登校じつとしてゐる冬の梅     右陣平
〇3 紅白の梅の冬芽を見てあるく     九鼠
〇9 去年は善鬼今年悪鬼の追儺かな     九鼠
〇15 野鳥らに福与えてや鬼打ち豆     水種
〇16 紅梅のまだ綻びぬ夜更けかな     山椒魚
〇18 梅ふふむそれを見ている母うふふ     右陣平
〇25 人の名のすっと出て来ぬ梅日和      ともこ
4 梅莟祖父の四十年父の三十年     洗濯機
6 節分祭本日鬼はお休みです     ともこ
8 おつかいのご褒美梅の香りかな     水種
12 梅園や視線の記憶追ふ視線     洗濯機
14 豆を撒き妻をひそかに鬼と呼ぶ     右陣平
20 玄関は非常階段鉢の梅         洗濯機
24 特急の臨時停車は梅まつり     水種
27 鬼やらふ投げ込み寺の植えこみに     織女



[303] 選句です 投稿者:おるか 投稿日:2025/02/16(Sun) 21:29  

◎17 谷戸谷戸のちがふ寒さの梅見かな

〇13 鉈彫の鬼面や峡の追儺寺

〇1 雪折の梅が枝紅の見え隠れ

〇16 紅梅のまだ綻びぬ夜更けかな

〇23 托鉢の通ふ谷戸なり梅の花




[302] 選句です 投稿者:九鼠 投稿日:2025/02/16(Sun) 18:28  


◎5 立春の雪に鬼師と名乗られし

○7 我が鬼も共に歳とる春の風邪
○10 はねず色荒び小町の寺の梅
○11 不登校じつとしてゐる冬の梅
○17 谷戸谷戸のちがふ寒さの梅見かな




[301] 選句 投稿者:織女 投稿日:2025/02/16(Sun) 18:04  

2つかまりて目隠しの鬼あたたかし

5立春の雪に鬼師と名乗られし
3紅白の梅の冬芽を見て歩く
10はねず色荒び小町の寺の梅
18梅ふふむそれを見ている母うふふ

順番が乱れてしまいました。
お許しください。


[300] 選句です。 投稿者:陣平 投稿日:2025/02/16(Sun) 17:33  

◎19 梅好きのどこか孤独の影を引く
〇25 人の名のすっと出て来ぬ梅日和
〇23 托鉢の通ふ谷戸なり梅の花
〇10 はねず色荒び小町の寺の梅
〇7 我が鬼も共に歳とる春の風邪


[299] 選句 投稿者:ともこ 投稿日:2025/02/16(Sun) 15:23  

◎ 5 立春の雪に鬼師と名乗られし

〇 2 つかまりて目隠しの鬼あたたかし
〇 13 鉈彫の鬼面や峡の追儺寺
〇 17 谷戸谷戸のちがふ寒さの梅見かな
〇 19 梅好きのどこか孤独の影を引く


[298] 感想 投稿者:洗濯機 投稿日:2025/02/16(Sun) 15:06  

◎17 谷戸谷戸のちがふ寒さの梅見かな
ネットで調べると,谷戸というのは清水が湧き出し,
それを中心にして田畑も造られるような土地とのこと.
当方では「谷地(やち)」といい,その「谷内」姓の人も多い.
現代の人間には遠い言葉かも.

○10 はねず色荒び小町の寺の梅
「はねず色」は黄色がかった薄い赤色とのこと.
万葉時代からあるらしい.懐かしい色味ですね.
「荒び小町」ということは,失意の小野小町がその思いを
託っている寺での日々のことでしょうか.

○11 不登校じつとしてゐる冬の梅
「じっとしている」のは,本人か,つぼみを持った梅の木か

○13 鉈彫の鬼面や峡の追儺寺
具体的な寺院があるのか.鉈彫と調和している.

○23 托鉢の通ふ谷戸なり梅の花
17と気分が合う,「谷戸」ですね.