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うさぎさんへ 恭より


前略 うさぎさま

すてきな宅急便をありがとうございました。
私は今、ゆかいな仲間たちと三人で暮らしています。
新米生物学者(通称かえるくん)と、たれ耳うさぎのうさこと、私の三人です。
三人とも、うさぎさんからお便りがくるのを、とても楽しみにしていました。

?包みを開けた時のこと?
  わたし:「あっ もしゃもしゃうさぎだ」
かえるくん:「うわ。かわいい!」
  うさこ:「くんくんくん」
箱から出てきた白うささんに、一番強い反応を見せたのは、うさこでした。
いきなりくらいついていきなした。
白うささん:「キャー!!」
白うささんがびっくりしたので、うさこは我にかえって白うささんをはなしました。でも、やっぱり大好きなので、今度はそっとくわえて、お気に入りの場所に連れて行ってしまいました。窓辺のすみっこ。
かえるくん:「一人占めしちゃダメ!」
  うさこ:「もぐもぐもぐ」
このままじゃ、白うささんがはげちゃう。
うさこの愛は、時に激しすぎるので、白うささんには少し高いところに居てもらうことになりました。
白うささんもホッとひと息。うさこは後ろ足で立って、せいいっぱい背のびして名ごり惜しそうに見てるけど、これが丁度良い距離みたい。
チェストの上にチョコンと座った白うささんと、背のびしたうさこ。

こんな風な出合いの一日をへて、白うささんはめでたく我が家の一員となったのでした。

追伸  白うささんの写真を、、、とのことでしたが、カメラを持っていないので何年かぶりに絵を描いてみることにしました。

白うささんに初めて会ったときに頭に浮かんだ宇宙旅行の絵です。

                                      恭より


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