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[520] 兼題発表! 投稿者:おるか 投稿日:2025/10/06(Mon) 23:24  

水族館句会十月の兼題は


鵙  そして  紅

といたします。御投句楽しみにしております。


[519] うーん 投稿者:おるか 投稿日:2025/09/29(Mon) 19:31  

洗濯機さん

自句自解ありがとうございました。

良い句だなーと思って、選句いたしました。
音楽が聴けなかったら、どんなに寂しいだろうと思いましtが、日常生活では目が不自由なことの不便さは、想像を絶するものがあるでことしょう。特に中途失明の方などは何というか言葉が見つかりません。

でも、また、しっかり自立していらっしゃるかたもおいでになりますよね。どこに何があるかきっちり記憶していらっしゃって、凄いな、とおもいました。人間の能力って本当にすごいと思います。


[518] 自句説明 投稿者:洗濯機 投稿日:2025/09/25(Thu) 23:25  

5 耳あれば楽しみ残るとか花野

視覚と聴覚とどちらか失うとすると,聴覚が残った方がいいと,思っていました.
耳の中には豊かな世界あると思っていました.言葉でもあれ聴覚であれ.

ほぼ同年齢の知り合いがいます.この人はかなり視力を無くして,本人も家族も,苦しんでいます.
白内障ならなんとかなりそうですが,中か奥の病気らしいです.

もっと以前なら句のような言葉をかけられた時期もあったかも知りませんが,
今ではそれもままなりません.切ないことです.

なんとか希望を取り返して生きてほしいものです.



[517] 投稿者:山椒魚 投稿日:2025/09/24(Wed) 10:57  

九月の題「白」は難しく考えてしまい、さっぱり分からなくなりただ白が付いてさえいればになってしまいました。白は怖いです。
感想有難うございました。


[516] 感想ですW 投稿者:おるか 投稿日:2025/09/24(Wed) 01:37  



15 約束が無くなり足向けた花野      水種さん

予定が不意に空いた空白の時間に、ふと花野へと足が向いた。わかります。花野のどこか、うら寂しく虚空を抱いた気配と、作者の心に空いた虚脱感が、響きあっています。
『足向けた」と過去形にしなくとも、「足の向く花野」と現在 のことにしても、自然なながれかもしれません。今ここ のことの方が臨場感が出るきがします。


27 青池の青は秋光白神の        山椒魚さん

美しいことでしょうねー!白神山地の青池。秋の澄んだ光の下、他の季節にはないブルーを見せてくれるのでしょうね。
ブナ林の紅葉もきっとすてきでしょうね。黄色の黄葉いいですよね!行ってみたい。



9 この暑き国の乗つ取り難きかな    織女さん

凄い!おもしろい発想です。「乗っ取り難い」たしかに!
蒙古の来襲も堪えたし、第二次世界大戦の後も分断されたりしないで済んだし。
この暑さにもいつかきっと慣れるような気がしてきます。



10 夕花野妙に明るきひとところ     真里子さん

花野のどこか仄暗さを抱いた風情のせいでしょうか。明るいのが、むしろ妙な事に感じられてしまう。
いかにも花野らしいふんいきです。



13 風荒れる灰色空の下花野         水種さん


風に揺れに揺れる花野の方でなく、荒れた空の方に注目したところが、とても面白いです。灰色と、その下の淡い色彩の花野の取り合わせもきれいですし。むしろ、「灰色の風荒るる空花野の上」と見上げてみるのどうでしょう?字余りになっちゃったけど。


20 白蛇の神社ぐるぐる秋の夜     風林さん


白蛇の神社、どこでしょう大神神社かな?「ぐるぐる」というのは作者がぐるぐる歩き回った、ということでしょうね。神のいますただならぬ気配が神社をぐるぐる取り巻いているかのようだ、ということでしたら、凄いですけど。でも特にお祭りの夜などには、奥の院辺りは、ただならぬ気配が満ち満ちていたりしますね。




23 白桃に似たぬいぐるみの軽さよ      風林さん


私の読みが浅いのでしょうけれど、ちょっとわかりにくい感じを受けました。作者には自明の理なのでしょうけれど。

白桃によく似たぬいぐるみ(丸くなった白猫とか?)の、軽さが愛おしい、ということか、または白桃とぬいぐるみが同じような軽さである、とおっしゃってるのか。どっちかなー。





[515] うわ! 投稿者:おるか 投稿日:2025/09/23(Tue) 22:24  

 

ともこさん

岡本太郎のモニュメント「月の顔」ですか。ぞんじませんでした。
有名な作品なんでしょうね。全然知らなくて、おはずかしい。

でも、やはり「岡本太郎の」にしていただかないと、わかりづらい気がします。誰でも知ってる作品なんでしょうか。知らないのは。私だけ?!恥ずかしい。



[514] Re:[513] 感想ですV 投稿者:ともこ 投稿日:2025/09/23(Tue) 13:37  

感想ありがとうございます。
> 14 白露のつたう太郎の月の顔  
> これは、美少年なのでしょうね!!!
> 月に泣く太郎君に関して、私の知らない、なにか由来があるのでしょうか。
>
これは、越前陶芸村公園にある岡本太郎のモニュメント「月の顔」です。
アートに無知な私でもすぐにわかる、岡本太郎のあの白い顔です。
早朝の朝霧の中に月の顔が浮かび、露が光って幻想的なのですが、うまく表現できませんでした。


[513] 感想ですV 投稿者:おるか 投稿日:2025/09/23(Tue) 02:49  



6 生きてゐて花野に遊ぶ人や虫      九鼠さん


花野は存外にぎやかなものですね。植物は大急ぎで種をこぼし、虫たちは、残り少ない生の時間を必死でいきている。人もさわやかな気候に活気づいて出かけたくなります。

生きとし生けるものが今ひと時花野に遊ぶ。重くれず明るく子供のように言い切ったところがいいですね。

人も虫も同様に地球の子供たちです。そんな歌がありましたね「ミミズだってオケラだってアメンボだって〜♪みんな生きているんだ友達なんだ〜♪」という歌。


博愛と言えばそういう生きとし生けるものへの愛だと思いますが、たとえばフランス革命の「自由。平等。博愛、」のそれは、友愛または同胞愛という感じで、抜がたく人間中心主義なんだなーと感じます。

まぁ、人間なんだから、どうしても人間中心にものを見ているという自覚があるほうが正確かもしれません。こっちが「友達なんだ〜♪」と思っても虫たちはそうは思ってないかもしれませんものね。「よくも、これほど温暖化にしてくれたな」とにくまれているかもしれませんし。



8 花野あり原子炉があり秋津島      九鼠さん


花野は、めだたない野草の花の咲く野原ですから、観光地でもなく商業地でも住宅地でもない。いわば意味の不在の、資本主義社会の中にぽっかり空いた空間です。原子炉は逆に様々な事象の集約した場所ですね。山と海の間に極端なまでに様々なものがひしめくこの島国・秋津州。

「手術台の上のミシンとこうもり傘の出会いのように美しい」のフレーズが成功するのは「手術台(解剖台)」が効いているからです。そのようにこの句の「花野と原子炉」の出会いのスリルには、秋津島が効いていると思いました





11 隣家から一服せんかと花野越し      洗濯機さん


いいですね!池大雅の十便図の世界、李白の「山中与幽人対酌」の世界などが思い浮かびます。隣家との間に花野があるというのが素晴らしい。




14 白露のつたう太郎の月の顔      ともこさん


これは、美少年なのでしょうね!!!ただ私などはかなり長い事俳句を読んでるので、変に細かい事が気になったりしちゃうんですよね。はいくでは「月」とだけあれば秋の月のこと、と考えちゃうんです。そして「太郎月」と言って、お正月のことを差したりもする。
月に泣く太郎君に関して、私の知らない、なにか由来があるのでしょうか。







[512] 観想ですV 投稿者:おるか 投稿日:2025/09/22(Mon) 22:13  

うわ!また消しちゃった!

どうも前の時も、送信しようとしてけしたのかもしれません。
がっくり、

ちょっと休憩sします。


[511] 感想です 投稿者:おるか 投稿日:2025/09/22(Mon) 02:25  

前に書き込んだ感想は、発見できなかったのでもう一度書いてみます。けっこう長い感想書きましたのに、くちおしい。

ともあれ、気を取り直して!

18 月白の貼紙は某探偵社         真里子さん


おもしろいですね!貼り紙で広告というのはあまり見かけませんが、月が昇る前のあやうい明るさの中、剥がれ落ちそうな貼り紙の「○○探偵社」という文字に、映画の中の世界にでも入ったような不思議な感じがします。




19月へ帰ってゆきますか白兎      風林さん

月の中に色々なものを見出すのは世界各地に様々な伝説や物語がありますね。蜥蜴など脱皮するものは、それを月の盈虚の象徴とみるのでしょうね。
兎は、インドの説話がもとだそうですが、私はそのお話(お坊さんのために火に飛び込んで自分の身を供物にしたという兎さんのお話)を読んだとき子供心に「そんなことしても、御坊様はよろこぶはずがないだろう」とおもいましたけどね。むしろ殺生を引き起こしてしまったと苦しむのでは?と。
この世界は理不尽なことであふれていますから、白い兎さんは無垢なまま月の世界に戻られた方が、きっとしあわせかもしれませんね。

24新豆腐白し卆寿は面白し         九鼠さん


新豆腐と聞けば、その白さがますます明るくおもえます。ステキですね。新豆腐の白を発見して楽しむことが出来る遊戯三昧の世界、私も目指したいものです。




4 あめりかやまごぼう猛き花野なる     ともこさん


『あめりかやまごぼう』 フフフ  いかにも猛々しいまでに生命力繁殖力が強くてそこら中はびこってしまいそうな名前ですね。花野という、もの哀れ感漂う季語に取り合わされて、いやがうえにも乱暴狼藉をはたらいているみたいなかんじがします。面白いです。





16 花野から一面花野花野まで     水種さん


一面の花野花野花野の広がりを表現してみたのでしょう。気持ちわかります。

こういう時こそ「かな」など使ってみても良いかと。「花野から一面花野花野かな」まるで江戸時代の戯作みたいですね。」やはりもとの句の「○○から○○まで」というこうぞうのほうが、いいかな。






17 蔓草のからむ面倒から逃げよ     織女さん


面白いですね!「蔓草の絡む」、ことなどよくあることでしょうけれど、言われてみるとたしかにめんどうですね「逃げよ」の命令形もきいています・自在な御句ですね。発想の面白さ表現のしなやかさ、上手の作、という感じ。



21 素の貌に戻り花野を去りにけり     真里子さん



人は誰しもさまざまな 仮面・ぺるそなを」つけています。時代や社会の価値観濃く彩られた仮面。一人花野に来てひとときとりつかれていた仮面を外してそのまま出ていった。
美しく、且つ万人共感。であろう一句でした。



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